ねぇ

ねえ、知ってる?
貴方の事が、こんなにも好きなのを。
ねえ、こっちを向いてよ。
貴方の事を、いつも見てるから。
ねえ、そばに来て。
貴方がいてくれるだけで幸せだから。
ねえ、抱きしめて。
貴方のぬくもりを感じていたいから。
ねえ、キスして。
貴方に愛されている証が欲しいの。

手を伸ばせば貴方に触れる事が出来るから、
貴方もわたしに触れてほしい。
最高の笑顔で応えるから、
貴方もわたしに微笑みかけて。
こんなにも青い空の下で、
いつまでも貴方と一緒にいたい。

ねえ、わたしはここにいるよ?
だから、わたしを見つけてほしいの。
この想いを届けたいから・・・。

「パステル、どうした?」
貴方の手がわたしの頬に触れる。
気がつけば、貴方が優しく微笑んでいる。
「あ・・・うぅん、何でもないの」
わたしは、とびっきりの笑顔で答える。
言葉にしなくても、きっと判っても轤ヲるから。
でも、一つだけ。貴方の胸に飛び込みながら言うの。
「ねえ、クレイ・・・大好き!」


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