女体盛りロストテクノロジー和え
女体盛りロストテクノロジー和え


 翌日。
「ん、んん……」
 蘭花は窓から差し込む朝の光で目を覚ました。
「アレ?アタシ何でハダカなの……? 確かお風呂入ってて……って、ええ!?」
 蘭花はすぐ隣に同じく全裸で眠っているミルフィーユの姿に、驚愕の声を上げた。
「え? あ、アタシゆうべ何したの? あ……ああっ!!」
 途端に昨夜の記憶が蘇る。蘭花は真っ赤になって、ミルフィーユの寝顔を見つめた。
(あ、アタシ、ゆうべミルフィーユと……)
 蘭花の動揺する気配を感じたのか、ミルフィーユが目を覚ます。
「あ、蘭花さん、おはようございますぅ」
 少し寝ぼけまなこで挨拶するミルフィーユ。
「お、おはよう。さ、さ〜て、シャワーでも浴びよう〜っと」
 急いでベッドから離れようとする蘭花の手をミルフィーユが掴む。そして、そのまま背後から抱きついた。
「おフロ入るのなら、一緒に入りましょうよ〜。また昨日みたいにカワイがってくださぁい」
 ミルフィーユは蘭花の耳朶を甘噛みし、耳腔を舌でくすぐりながら、甘ったるい声で囁いた。
「ひゃあっ!? み、ミルフィーユ、ちょっと待って! ゆうべの事は、何かの間違いなのよ! そ、そう! あのロストテクノロジーのせいで……」
「そんなの関係ないですぅ。わたし、昨日、蘭花さんの恋人になるって誓ったじゃないですかぁ。わたしの体、隅から隅まで貪っておいて、間違いなんてダメです!
 わたし、もう蘭花さん無しでは生きられません!」
 強い調子で言い放ち、ミルフィーユは蘭花の体を強引にベッドに引き寄せた。
「そうだ! 今日はわたしが蘭花さんにいっぱいキモチイイ事してあげますね! ゆうべ蘭花さんがしてくれたみたいに、 胸もアソコもオシリも、
い〜〜〜っぱいキモチよくなってくださいね!」
「ま、待ってミルフィーユ! あ、やめ…あ、あ、あぁぁぁぁん!」
 
 その日は一日中、蘭花の甘い喘ぎ声が部屋を満たし続けたのであった……。


 それから一週間が過ぎ、蘭花とミルフィーユは何事も無いかのように戻って来た。その後の調査により、
 例のロストテクノロジーは発動に時間がかかる上、人によっては効果を発揮しない事が確認された。
 また、発動しても12時間ほどで効果が消失する事も判明した。
 フォルテやミントの追求に、蘭花とミルフィーユは口を揃えて「何も無かった」と言い続けた。本人達がそう言っている以上、 エンジェル隊の面々もそれ以上ツッコむ事はしなかった。
 かくして、問題のロストテクノロジーは、実用性・危険レベルの低さから、エンジェル基地の倉庫に入れられ管理される事になったのであった。


 それから数日が経った。
「しっかし、あのロストテクノロジーは一体何だったんだ……」
 エンジェル基地の廊下をミントと並んで歩いていたフォルテは、不意にそうつぶやいた。
「は? 何の事ですの……?」
「いや、な。昨日、例のロストテクノロジーがコッチに戻って来ただろ?」
「ああ、アレですか。アレは……とどのつまりは『惚れ薬』ですわ」
「惚れ薬〜?」
 ミントの言に、フォルテは頓狂な声を上げた。
「ええ、少し気になったので、調査データは引き続き送ってもらっていたのですが、調べてみた結果、アレは同性に作用する惚れ薬の一種だと判ったんですの」
「同性に作用? どういう事だ?」
 フォルテの疑問に、ミントは少し思案顔になった。
「つまり……。例えばですが、フォルテさんは恋人として付き合うとしたら、ウォルコット中佐とメアリー中佐、どちらが良ろしいですか?」
「あん? そんなのどっちもゴメンに決まってるだろ」
 いきなりのミントの言葉にフォルテは怪訝な表情を浮かべた。
「例えば、の話ですわ」
「ん〜、それなら、ウォルコット中佐かねぇ……。アタシはそっちの趣味は無いからね」
「普通そうですわね。女性なら男性を、男性なら女性を恋人にしたいと考える物ですわ」
「当たり前だろ。そういう趣味のやつもいるんだろうけど……。ん? 待てよ……。なるほど、そういう事か……」
 フォルテは得心がいったという表情で、一人頷いた。
「そういう事ですわ。アレは同性愛者がノーマルな性嗜好を持った人を、その……手篭めにするための薬だったようですの」
「男なら男に、女なら女に、欲情するよう精神を変調させれば、どんなにカタいヤツでも、落とすのはカンタンってワケか」
「あとは、既成事実を作ってしまうなり、快楽に溺れさせるなりすれば、容易く自分の物に出来る、というワケですわね」
「ゾッとする話だねぇ……」
 フォルテは両肩を抱えるようにして、体を震わせた。
「個人的には、処分してしまうべきだとは思いますが……アレもロストテクノロジーには変わりないわけですし、そうもいかないのでしょうねぇ」
 ミントは小さくため息をつく。
「まあ、ココで保存してる限りは大丈夫だろう。何ってたって、アタシらがいるんだ。エンジェル隊を敵にしてまで、惚れ薬なんぞを盗みに来るヤツもいねぇさ」
「そう……ですわね」
「ん? 何だか歯切れが悪いねぇ」
「いえ、別に……。あ、それではワタクシはコチラに用がありますので」
 ミントはいつもと変わらぬ柔らかい笑顔でフォルテと別れた。
(アナタ方がいらっしゃるから、不安なのですが……)
 心の中でもう一度ため息を付き、ミントは資料室の扉をくぐった。

 1時間後。
「ミントさ〜ん!」
「ミルフィーユさん、どうかなさいまして?」
 仕事の資料を提出し、自室に戻る途中であったミントは、ミルフィーユに声をかけられた。
「今、蘭花さんとわたしの部屋でお茶してたんですけど、ミントさんも一緒にお茶飲みませんか?」
「お茶ですか? ……そうですわね、お仕事も一段落した事ですし、お呼ばれいたしますわ」
 ミントはニッコリ微笑んで、ミルフィーユと連れ立って足を進めた。
「ミントさん、これ食べてみてください」
 歩きながらミルフィーユはミントに紙包みを手渡した。中にはハート型のクッキーが入っていた。
 焼きたてなのか、食欲を誘う香ばしい香りが漂ってくる。
「あら、おいしそう。それではいただきますわ」
 ミントは包みから一つクッキーを取り出し、口に運んだ。
「ん〜、おいしいですわ。変わったお味ですけど、何か入ってますの?」
「ハイ、隠し味に『コショウ』を使ってみたんです」
「コショウ、ですの……」
 その単語に何か引っ掛かりを感じたミントは、思わずミルフィーユの顔を見上げた。
 ミルフィーユは、いつものお気楽な笑顔を浮かべているだけであった。
「そういえば、この間のロストテクノロジーの資料、わたしも見たんです。アレって、人為的に興奮状態にすれば、効果発動の時間を短縮出来るらしいですね」
「そんなデータが出てましたわね。それが……どうかしましたの?」
「いえ、別に。ハイ、着きました〜」
 話している間にミルフィーユの部屋の前まで到着したが、ミントは何となく身の危険を感じていた。
「あ、あの。ワタクシ用事を思い出しましたわ! お茶はまたの機会に……」
「どうぞ、入ってくださぁ〜い」
 辞去の言葉が耳に入ってないように、ミルフィーユは強引にミントを部屋の中に押し込んだ。
「ちょ、ちょっと、ミルフィーユさん!? ……え!?」
 部屋の中に入ったミントは、そこに思いがけない物を見た。
「ら、蘭花、さん……?」
 ミントの眼前に、蘭花の姿があった。しかし、その姿は普通ではない。
 縛られた腕を天井から吊られ、足は大股開きの姿勢で棒に固定され、その状態で椅子に座らされていた。
 はだけられた乳首とクリトリスに蠕動するローターが貼り付けられ、アヌスには太いバイブが挿入されている。
 目隠しとボールギャグを付けられ、体をビクビクと震わせている蘭花に、ミントは言葉を失った。
「今日はわたしが責める番なんです……」
 ミルフィーユがつぶやきながらドアをロックした。
「昨日は蘭花さん、もっとスゴイ事をわたしにしてくれたんです。ミントさんも仲間に入りませんか?」
 完全にイッてしまった、ドロリと濁った目でミルフィーユはミントを見つめた。
「ちょ、ちょっと待ってくださいまし! わ、わたくし、そっちの趣味は……」
 あとずさるミントに、ミルフィーユはジワジワと近付く。
「大丈夫ですよ、さっき食べたクッキー、コレがた〜くさん入ってますから……」
 ミルフィーユの手に、胡椒のような物が入った小瓶が握られていた。
「そ、それは……」
「ハイ、倉庫から借りてきちゃいましたぁ。コレってスゴイんです。瓶に増殖装置が付いていて、少しでも中身が残っていたら、元の量に戻るんですよ?
わたしと蘭花さんで試したんです」
 ミルフィーユは蘭花の目隠しを外し、ボールギャグから滴る唾液を舐め取った。
「それじゃあ、蘭花さんはそこでわたしがミントさんと愛し合う所を見ていてくださいね。今日の責めは、放置プレイで〜す」
 そう言ってミルフィーユは目の前の事態に対応出来ず、棒立ちになっているミントをベッドに押し倒した。
「あ、嫌! は、放してください!」
 我に返ったミントは体を捩って抵抗した。しかし、ガッチリとミルフィーユに押さえつけられ、逃れる事は出来ない。
「ミントさんも、きっとこのロストテクノロジーが気に入りますよ……」
 ミルフィーユはロストテクノロジーの粉末を舌に乗せ、口移しで強引にそれをミントに飲ませた。
「あ、あぁ……」
 口内で蠢くミルフィーユの舌に、ミントは徐々に体の力を抜いていった。
「アハ、おとなしくなりましたね? ミントさん、いっぱいキモチイイ事してあげますね。あ、蘭花さん、そんな目で見てもダメです。
今日は見てるだけですよ。でも、今日ジラした分、明日はいっぱいイジめてくださいネ……」
 とびっきりの淫靡な笑みを蘭花に向けると、ミルフィーユはベッドの上でグッタリしているミントに覆いかぶさった。
「あ、いや……ミルフィーユさん…やめてくださ……んむぅ!?」
 懇願するミントの唇を、ミルフィーユのそれが塞ぐ。
「ん! んんっ!? んむ、んんーっ!!」
 ミントは必死に悲鳴を上げるが、唇を強く吸われて、かすかな呻きが漏れるばかりであった。
 口内で蠢くミルフィーユの舌がミントの舌を絡め取り、その呻きすらも次第に消えていく。
 たっぷりと唾液をミントの口内に流し込んでから、ミルフィーユはようやく唇を放した。
「どうですか〜ミントさん。そろそろ効いてきました?」
 ミルフィーユがいつもと変わらぬ笑顔で問いかける。
 だが、ミントは思考に霞がかかったようになり、言葉を発する事が出来なかった。
(何か……おかしいですわ……身体が……熱い…………)
 ミントは段々と上がっていく体温に、ハァハァと荒い息をついた。
 全身に力が入らず、ただ潤んだ瞳でミルフィーユを見上げる。
「ミントさん……そんな目で見ちゃダメですぅ。そんな顔されたら、わたし……すっごく興奮して、ミントさんの事、メチャクチャにしちゃいそう……。
ああ、もうガマン出来ません!」
 ミルフィーユは再び唇を塞ぎ、その手をミントの乳房に這わせた。
 ほとんど膨らみの無い、かすかな双丘を揉みしだき、その舌が唇から耳の方へ移動する。
「あ! い、いや! やめてくださいまし……あっ!」
 耳腔をくすぐるミルフィーユの舌に、ミントはビクビクと体を震わせた。
「キモチイイですか、ミントさん?」
 ミルフィーユは耳から首筋に舌を這わせ、チロチロと舐め回し始める。
「あ、ああっ! あ、いやっ、あはぁ、あん、あぁん……」
 ミントの口から、小さい喘ぎが漏れ出した。ゾクゾクとする快感に合わせるように、
彼女のトレードマークとも言えるウサギ耳がピコピコと上下する。
「あは! ミントさんの耳って、キモチ良くても動くんですね。じゃあ、こういうのはどうですか?」
 ミルフィーユは少々乱暴にミントの制服の胸元をはだけさせ、露になった乳房に視線を送る。
「ミントさん、ピンク色したカワイイ乳首が固くなってますよ? えへへ〜」
 ミルフィーユは固く尖った桃色の突起をつまみ、コリコリと転がし始めた。
「ひゃあ! あん、ダメ! や、やめて! あぁん!!」
 ミントはウサギ耳を激しく動かしながら、くねるように身悶えた。
「ミントさん、結構感度良いですね〜。それとも、ロストテクノロジーが効いてきたのかな?」
 ミルフィーユはミントの胸をまさぐっていた手を、今度は下半身に伸ばす。
「すご〜いミントさん、もうビショビショですよ?」
「さ、触らないでくださいまし。いやぁん!」
 ミルフィーユの指が、下着の布地越しに、ミントの秘部に触れる。
 ミントは顔を真っ赤にし、火照る身体からほとばしる快楽に耐えた。
「どんどん溢れてきますよ〜ミントさん。ホラ、こんなに」
 ミルフィーユはミントの愛液でぬめり、ネットリと糸を引く右手をミントの眼前に突きつけた。
「!!!!」
 ミントは硬く目をつぶり、それを見ないように顔をそむけた。
「それじゃあ、舐めちゃおっかなぁ〜」
 そのミントの様子を意にも介さず、ミルフィーユはミントの下着に手をかけた。
 瞬間、ミントは驚愕で目を見開き、何とか腕を動かしてミルフィーユの手を掴む。
「い、いやです! ミルフィーユさん、やめてください!」
「もう〜、ジャマしちゃダメですよ〜。仕方ありませんねぇ」
 ミルフィーユは一旦ミントの下着から手を放し、軍服のポケットをゴソゴソとまさぐった。
「ジャジャ〜ン、手錠でぇ〜す」
 ミルフィーユは取り出した手錠を、ミントの両手首に嵌め、真ん中の鎖部分にもう一つ手錠を嵌めた。そしてミントの腕を強引に上げさせ、残りの輪をベッドの桟に嵌めた。
「これでミントさんは腕を下ろす事が出来ませぇ〜ん」
 ミルフィーユは心底うれしそうに言うと、再びミントの下着に手をかけた。
「あ、やめて! いや……」
 ミントは何とか抵抗しようと足をバタつかせるが、ミルフィーユは苦も無くミントの穿いていたショーツを取り払った。
「いやぁっ!」
 ミントは下半身を剥き出しにされた事への羞恥に、うっすらと涙を浮かべた。しかし、ミルフィーユの行動はどんどんエスカレートしてゆく。

「それじゃあ、ご開帳でぇ〜す」
 ミルフィーユはミントの両膝を掴み、強引に股を開かせた。
「うわぁ、ミントさん、まだ毛が生えてないんですね。ツルツルでカワイ〜〜〜」
「いやぁ! 見ないでぇ!」
 ミントは頭を激しく振り、身をよじらせ、何とか現状から逃れようとする。
「じゃじゃ〜ん、ここでまた手錠の登場でぇ〜す」
 まったくミントの様子を気にしてないミルフィーユは、さらに2つの手錠を取り出した。
「これをぉ、今度は足に嵌めちゃいま〜す」
 ミルフィーユは手早くミントの両足首に一つずつ手錠を嵌めると、もう一方の輪にロープを通し、大股開きの格好でベッドの足に固定した。
「これでミントさんは動けませぇん。それじゃあ、舐めまぁす」
 ミルフィーユはミントの股間に顔を埋め、目の前にあるクレバスに舌を伸ばした。
「だ、ダメ! 舐めないでくださいまし! あ、や、やぁっ!」
 ミントの静止の声が耳に入ってないように、ミルフィーユはゆっくりと舌を動かし始めた。
「いやぁ、いやぁん、ああっ!」
 ミントは拘束された体をビクビクと震わせ続けた。秘部からどんどんと愛液が滲み出してくるのが判る。
「あ、や……あぁん……」
 ミントは頬を上気させ、ハァハァと荒い呼吸をつく。
(き……気持ちイイ……おかしくなってしまいますわ……)
 ミントは湧き上がる快感に身を委ね始めた。
「あ、ミントさんのお豆、固くなってますよ〜。えい!」
 ミルフィーユは眼前で固く突起したクリトリス軽く噛んだ。
「ひぃぃぃっ!?」
 快感を伴う痛みに、ミントは悦楽混じりの悲鳴を上げた。
「それそれ〜」
 ミルフィーユは舌でクリトリスを転がす。
「あ、あぁ、あぁん、あはぁ……」
 女性器の中でも、特に敏感な箇所を責められ、ミントの腰が自然と動きだした。
「あ、ミ、ミルフィーユさん……イイっ……もっと……」
 ミントの口から、とうとう更なる責めを懇願する言葉が漏れた。
 その瞬間、ミルフィーユはミントの傍から離れ、少し離れた場所で拘束されている蘭花の元へ移動した。
「え、何で……?」
 ミントは唯一自由な首を動かし、ミルフィーユを見た。
「えへへ〜ミントさんも気持ちよくなってきたみたいですけどぉ……大きな声で『もっと気持ちよくしてください』って言ってくれないと、続きをしてあげませ〜ん」
 ミルフィーユはにこやかに言い放ち、蘭花の乳房を揉みしだきながら、ミントの方を見た。
「そ、そんな! そんな事……言えません!」
「じゃあ、別にいいです。わたし、蘭花さんと遊びますから」
 ミルフィーユは背を向け、今度はミントに見せ付けるように蘭花のアヌスにねじ込まれたバイブに手をかけた。
「ねぇ、蘭花さぁん。オシリ気持ちイイですか〜」
 ミルフィーユは言いながら片手でバイブをピストンさせ、もう片方の手でボールギャグを外した。
「あぁ、ミルフィーユ、イジワルしないで……アタシ……変になっちゃう!」
 ようやく口を解放された蘭花は、切なげに訴えた。
「ダメですぅ。今日は蘭花さんにはいっぱいイジワルするって決めてたんです。だって、そうしたら……蘭花さん、明日は今日のわたし以上のスゴイ事してイジめてくれるから……」
 ミルフィーユは完全に色欲に狂った目で蘭花を見つめた。
「まずはローターを外して……オシリのバイブ、いっぱい動かしますね。それで、イク寸前で止めます」
 ミルフィーユはそう宣言し、いきなりバイブを出し入れするスピードを上げた。
「あ、だ、ダメ! そんな急に! あ、あぁん!! あ、あ、イイっ! ひぃっ、もっと、もっとぉ〜!」
 蘭花は体をガクガクと震わせ、悦びの声を漏らした。
「あひっ! もっと、もっと、ケツ! ケツイイッ! もっとズボズボしてぇ〜」
 蘭花は淫らを通り越して、下品なまでの喘ぎを上げ続ける。
「あ、イク! イク! イクっ!」
 蘭花がアクメを迎えようとした瞬間、ミルフィーユはアヌスを責めているバイブを引き抜いた。
「あ、ダメ! 止めないで! もうちょっとでイケたのに! お願い、イカせて! アタシ、おかしくなっちゃう!」
「ダメで〜す。おかしくなってくださ〜い」

「そんな! お願い、生殺しはカンベンして! ミルフィーユ! ミルフィーユ様! お願いします! 
お慈悲をください! イカせてください!! ミルフィ……むぐぅ!?」
 哀願する言葉を無視するように、ミルフィーユは再びボールギャグを蘭花に口に嵌めた。
「んん! んーっ!! んん、んーっ!!!!」
 涙を浮かべ訴える蘭花に満足気な笑みを浮かべ、ミルフィーユはミントの方を見た。
「どうですか、ミントさん。気持ち良くなりたいですか?」
「わ、わたくし……」
 口篭るミントの傍に、ミルフィーユが近付く。
「ねぇ、ミントさん。わたしの事……キライですか?」
「え……?」
「わたし、ミントさんの事好きです。大好きです。蘭花さんも、フォルテさんも、ヴァニラさんも、みんな大好きです。
だから、もっと愛しあいたいんです。……ダメ、ですか……?」
 ミルフィーユは少し潤んだ瞳でミントを見つめた。その様子に、ミントは胸が熱く高鳴るのを感じていた。
(ああ、なんて愛らしいんでしょう、ミルフィーユさん……。わたくし……わたくし……)
 ミントはウットリとした目でミルフィーユを見つめた。
「ミルフィーユさん……。わたくしも…ミルフィーユさんの事、好きですわ。他の皆さんも……大好きです。ですから……もっと愛してくださいまし……」
 ミントは全身の緊張を解き、ミルフィーユに訴えた。
「もっと……気持ち良くしてくださいまし……」
「ミントさん……うれしいです!」
 ミルフィーユはミントの体に飛びつき、その唇を塞いだ。
「んん……ん…………」
 ミントの口内に舌を滑り込ませ、激しくかき回す。ミントもまた、それに応えるように舌を絡ませ、ミルフィーユの唇を貪った。
「んん……ねぇ、ミルフィーユさん。わたくしと蘭花さんの縛めを解いてくださいまし。それで、二人でわたくしを愛してください……」
「ミントさん……判りました」
 ミルフィーユはミントの腕と足に嵌めた手錠を外し、それに続いて蘭花の縛めを解いた。
「良かったですね、蘭花さん。ミントさんが仲間に入れてくれて……」
 ミルフィーユはボールギャグを外しながら、蘭花のアヌスをバイブで抉った。
「ひぃぃぃぃぃぃっ!!」
 アクメ寸前で止められていた蘭花の体は、バイブの挿入だけで絶頂に達した。
「アハ、蘭花さん、イれただけでイッちゃいましたね。さあ、3人で愛し合いましょう」
 イルフィーユはグッタリと床に跪いた蘭花を起こすと、ミントの横に寝かせつけた。
「蘭花さん……」
「ミントぉ……」
 蘭花とミントは自然と体を絡ませ、唇を重ねた。
「あん、わたしも仲間に入れてください〜」
 軍服を脱いで、ミルフィーユはミントの顔を強引に自分の方に向け、その唇を奪った。
「んん、んむ……」
 舌を絡ませるディープキスをしているミルフィーユの頭を、今度は蘭花が強引に自分の方に向け、
したたる唾液をミルフィーユの口内に流し込んだ。
 そこにミントが近付き、唇の端から漏れる蘭花の唾液を舐め取る。
 いつしか3人は互いに舌を伸ばし、ペチャペチャと音を立てて絡めあった。



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