瑞穂ちゃんとお呼びっ!
瑞穂ちゃんとお呼びっ!



「ねぇ、田辺く〜ん。そろそろ帰ろうよ〜」
 放課後の教室で、瑞穂は唇を尖らせて訴えた。
「ダメだよ、まだ日直の仕事終わってないだろ?」
「う〜、瑞穂つまんな〜い! 田辺くんのイジワル〜」
 なおも拗ねる瑞穂に、田辺は苦笑を浮かべた。
「判ったよ。じゃあ、田代さんは先に帰ってていいよ」
「ああ、また『田代さん』って言った〜。『瑞穂』って呼んでって言ってるのに〜」
 瑞穂は両手をブンブン振って抗議する。
「ご、ゴメン、『瑞穂ちゃん』……」
 田辺は慌てて名前を呼びなおした。どうも瑞穂は苦手である。
 

 中学校に入学して、田辺は隣の席に座っていた『美少女』に一瞬で心を奪われた。
 自己紹介で『田代瑞穂』と名乗った『少女』は、顔つきや仕草、声まで何もかもが田辺の好みだった。
 しかし、田辺は瑞穂の自己紹介が終わった後、担任が言った言葉に全ての希望が打ち砕かれた気分だった。
「え〜、田代さんは本当は男子なのですが、ご家庭の事情につき、女子の扱いになっています。
体育の着替えなどをどうするかは、この後、みんなの意見を聞いて決めたいと思います」
 この後、どういう話し合いになったのか、田辺はまったく覚えていない。結果として、着替えなども女子と一緒に行う事になったのを知っただけである。
 思春期を迎えた少年にとって、それぐらいにショックが大きかったのだ。
 それ以来、田辺は瑞穂が苦手になった。


「そう、それで良いの。じゃあ、お言葉に甘えて、先に帰るね〜」
 瑞穂は満足気に頷くと、鞄を持って教室から出て行った。
(はぁ……)
 田辺は心の中でため息をつき、一人取り残された教室で、日誌の記入を続けた。
 瑞穂が傍にいると、どうにもおかしな気分になりがちなので、一人の方が能率良く仕事を片付ける事が出来る。田辺は15分ほどで日直の仕事を終わらせると、職員室で日誌を提出し、ようやく学校を出た。


 帰路に着いて5分ほどした頃、田辺は前方に瑞穂がいる事に気付いた。その隣には、近所の公立高校の制服を着た男がいる。
(なんだ、アイツ……?)
 仲良く話している様子の二人を見て、田辺は何やらモヤモヤとした気分になる。
 気がつけば、こっそりと二人の後を尾行していた。
 瑞穂の声が大きいので、会話が途切れ途切れに聞こえて来る。どうやら、男は瑞穂の家の近くに住んでいるようだった。
(近所のお兄さんってヤツか……。偶然出会って、一緒に帰る所なのかな?)
 またもモヤモヤとした気分になる田辺は、ここである疑問に気付いた。
 瑞穂の家は、この界隈でも有名な米屋なので、田辺もその場所は知っている。その近所に隣の男が住んでいるのなら、一緒に帰る事自体はおかしくない。
 しかし、今二人が向かっている方向は、彼らの住んでいる場所とは逆側なのである。
(アッチは確か、廃工場があるだけだよな……)
 疑問を胸に抱き、田辺は尾行を続けた。
 やがて二人は廃工場の前にやって来ると、辺りの様子を伺い、こっそりと中へ入って行った。
(こんな所で何やってるんだ……?)
 田辺は一瞬、逡巡した後、二人を追った。
 見つからないように足音を忍ばせ、二人を探す。しかし、日が暮れて薄暗くなった廃工場の中では、とても誰かを探す事など出来そうになかった。
(オレ、何やってるんだろう……)
 ふと我に返って田辺は思う。何か自分がひどく馬鹿らしい事をしている気がする。
(帰ろっか……)
 そう思い、踵を返そうとしたその時、何か人の声のような物が近くから聞こえてきた。
「じゃあ…………なめて…………」
 という男の声がする。田辺は耳を澄まして声の出所を探ると、そっとそちらへ近付いていった。
 ほどなくして、瑞穂と男が工場内の小部屋のような所にいるのを見つけた。
 見つからないように苦心して近付き、壁の隙間から、こっそりと中を覗く。
 そこで田辺は衝撃的な光景を目撃した。
 部屋の中では、男が壁にもたれかかるように立っており、瑞穂がその前に膝立ちになっていた。
 ただ、男は下半身が裸であり、屹立した男根を瑞穂に突きつけていた。
 床に敷かれたレジャーシートの上に跪いていた瑞穂は、それを愛おしそうに舐めていた。
「瑞穂ちゃん、上手になったねぇ」
「えへへ、お兄さんに喜んでほしくて、瑞穂いっぱい練習したモン」
「練習? オレ以外の男のチ○ポ咥えて練習したの?」
「違うよぉ。バナナとかアイスキャンディーとかだよぉ。瑞穂がエッチするのは、お兄さんだけだモン」
 瑞穂はそう言ってニッコリ笑うと、口を大きく開けて、肉棒を咥え込んだ。
「ん……んむ……」
 ジュルジュルと音を立て、瑞穂は男根を咥えたまま、頭を前後にピストンする。
「ああ、いいよ瑞穂ちゃん……。イッちゃいそうだ」
「出してもいいよ。飲んであげる」
「くっ、出る!」
 男は瑞穂の頭をガッチリと固定し、その口内に射精した。
 瑞穂はゴクゴクと喉を鳴らして、それを飲む。
「ぷふぅ〜、いっぱい出たね! お兄さん溜まってたの?」
「最近会えなかったからさ。前にも言ったろ? オレは瑞穂ちゃんの口とケツの穴以外では射精しないって」
「じゃあ、今度は瑞穂のオシリにいっぱい飲ませて!」
 瑞穂は立ち上がると下着とスカートを脱ぎ、男の方に尻を突き出した。
 その様子を覗いていた田辺の目が、瑞穂のヒップに釘付けになった。
 抜けるような白い肌、蟲惑的なラインを描くその双丘に、田辺は思わず生唾を飲み込んだ。とてもじゃないが、自分と同じ男の尻には見えない。
(田代さんのオシリ、何てキレイなんだ……)
 田辺は無意識の内に、ズボンのジッパーを下ろしていた。すでに固く勃起した男根が飛び出して来る。
 その間にも、男は瑞穂の尻を撫で回していた。そして中指を立てると、根元まで瑞穂の菊門に捻じ込んだ。
「あ……!」
 瑞穂が小さな喘ぎを上げる。男はかき回すように指をグリグリと動かした。
「ん……あは……あぁん……」
 瑞穂は頬を赤く染めながら、腰をクネクネと動かす。
「お兄さぁん、指とかじゃなくて、オチ○チン入れてよぉ〜。瑞穂ガマン出来ないよぉ……」
「そう? じゃあ、そろそろ入れてあげようかな」
 男は指を引き抜くと、片手で瑞穂の尻朶を開き、ヒクヒクと蠢く菊門に、ペニスの先端を押し付けた。
「それじゃあ、入れるよ?」
「うん、早くぅ。お兄さんのオチ○チン、瑞穂のオシリにハメてぇ〜」
 瑞穂の様子に満足気な笑顔を浮かべると、男はゆっくりと男根を挿入し始めた。
「あ…ああ……あああああっ!」
 瑞穂は押し寄せる快楽にガクガクと身を震わせる。
「入ってるぅ……瑞穂のオシリの中に、お兄さんのオチ○チンが入ってくるよぉ……」
「そら、一気に突っ込んでやる!」
 男は半分ほど挿入した所で、腰に力を入れ、根元まで一気に菊門の中に埋め込んだ。
「あ、ああああああっ!!」
 その瞬間、男と同じぐらいに固く勃起していた瑞穂のペニスから、もの凄い勢いで精液が噴き出した。
「アハ、瑞穂、入れられただけでイッちゃった……」
「まだまだこれからだよ」
 男は瑞穂の尻を掴むと、腰をゆっくりグラインドさせ始めた。
「ん……あぁ、オシリ……イイっ!」
 瑞穂は壁に手を付き、快楽に崩れそうになる体を支えた。
 そうしているうちに、男の腰の動きが加速してゆく。
「あ、ああ、あぁん! あふ! あぁん、い、イイっ!」
 瑞穂はハァハァと息を弾ませ、男のピストンに合わせて腰をクネらせる。
「瑞穂ちゃん、ケツの穴気持ちイイ?」
「うん、イイよぉ……」
「もっとズボズボしてほしい?」
「もっと激しくしてぇ……」
 男は尻を突きながら、片方の手で瑞穂のペニスを掴み、慣れた手付きでしごき始めた。
「あ、瑞穂のオチ○チン、触っちゃダメぇ〜!」
「何で? 瑞穂ちゃん、チ○ポいじられながらケツ突かれるの好きだろ?」
 男はわざと意地悪い笑みを浮かべ、手コキしながら、瑞穂の尻を犯し続けた。
「あ、イイっ! オシリとオチ○チン……イイよぉ!」
 瑞穂は気が狂いそうなほどの快楽にあさましいまでの喘ぎを上げる。
 そのよがり狂う様子が、それを覗く田辺をさらに昂ぶらせた。
 彼はいつしか瑞穂の痴態を見ながら、自慰にふけっていた。
(何てうれしそうなんだ……オレも、オレも…田代さんと……)
 田辺の手の動きがどんどん早くなってゆく。
 部屋の中も、まさにクライマックス直前であった。
「瑞穂ちゃんのケツ穴、サイコーのハメ穴だよ! これからもオレ専用の肉便器にしてイイよね?」
「うん! 瑞穂のオシリは……お兄さん専用のハメ穴便器だよぉ! だから…だから……精液出してぇ!」
「うう、出る!」
「ああ、瑞穂も……イクっ!!」 
 男の精液が瑞穂の直腸に注がれると同時に、瑞穂もまたアクメを迎えた。瑞穂のペニスから熱い精液がほとばしり、汚れた壁を白く染めた。そして、部屋の外では、田辺もまた絶頂を迎え、壁の向こうの瑞穂にブッかけるが如く、勢いよく射精した。
「ふぅ、良かったよ、瑞穂ちゃん……」
 男は完全に射精し終わってから、ゆっくりと瑞穂のアヌスから男根を引き抜いた。
「あン!」
 瑞穂はガックリと膝をつき、ゼェゼェと肩で息をしている。その菊門から、大量の精液がドロリと溢れ出した。
「エヘ、へ。お兄さん、いっぱい出したね……」
 瑞穂は垂れてくる精液を手で受け止め、それをペロリと舐める。
「ね、お兄さん。もう一回して!」
 瑞穂はシートの上にゴロリと寝転がり、大きく股を開くと両手で尻朶を開いた。
 薄茶色のアヌスが、まだまだ物欲しげに、ピクピクと動いている。
「今日はもう遅いからここまでにしよう。また明日してあげるよ」
「え〜、瑞穂まだしたいよぉ! オチ○チンも、まだこんなにカチカチなのにぃ〜」
「じゃあ、帰り道、自分でしごきながら帰るってのはどう?」
「そんなの恥ずかしいよぉ」
「でも、歩きながらオナニーするようなエッチな所見せられると、ガマン出来なくなって、どこかの物陰で
ハメたくなるかもしれないなぁ……」
「え、そう? じゃあ、瑞穂歩きながらオナニーするぅ〜」
 不満そうな顔から一転して笑顔になると、瑞穂は立ち上がってスカートだけを身に着けた。
「じゃあ、帰ろうか」
「うん! お兄さん、大好き!」


 帰り支度を始めた二人を見て、田辺は大急ぎでその場を離れた。

 その夜は、目撃した瑞穂の痴態を思い出し、もう一度自分で自分を慰めた。


 翌日。何となく瑞穂と顔を合わせ辛い田辺は、極力瑞穂を避けてその日を過ごした。
 そして放課後。逃げるように帰宅しようとする田辺を瑞穂が呼び止めた。
「田辺く〜ん、ちょっと待ってよぉ」
「え、な、何、田代さん……」
 ドギマギしながら瑞穂と向かい合った田辺は、自然と目を逸らしてしまう。
「あぁ〜、また『田代さん』って言ったぁ! もう、落し物届けてあげたのに……」
 瑞穂は少しむくれた様子で、制服のポケットから生徒手帳を取り出した。
「え? これ、オレの……。あ、ありがとう……。でも、いつ落としたんだ?」
 田辺は手帳が自分の物である事を確認し、それをしまいながら礼を述べた。
「昨日、廃工場に落ちてたんだよ」
 瑞穂の言葉に、田辺は全身を硬直させた。
「昨日……見たの?」
 ゾクリとするような眼差しで、瑞穂は田辺を見つめる。田辺は身動きはおろか、
まばたき一つ出来なかった。
「別に怒ってるんじゃないよぉ……」
 瑞穂はニンマリとほほ笑むと、田辺の股間に手をあてがった。
「な! 何を!?」
「アハ、固くなってるぅ〜。昨日の事思い出したの?」
 言いながら瑞穂は、ズボンの上から優しく田辺の男根を擦った。
「ねぇ、田辺くん。田辺くんも、瑞穂のオシリにハメたい?」
 絡み付くような淫蕩な眼差しで、瑞穂は田辺を見つめる。
「大丈夫、お兄さんは昨日覗いてた事、気付いてないよ。だ・か・ら、秘密に出来るんなら、
田辺くんにもハメさせてア・ゲ・ル」
 耳元で息を吹きかけながら、瑞穂が囁く。
「どう? 瑞穂とハメたい?」
「う、うん……オレも……したい……」
「じゃあ、ちゃんとお願いして!」
「た、田代さ……いや、瑞穂ちゃんのオシリに、オレもハメさせて……ください」
「は〜い、よく出来ましたぁ。じゃあ、い〜っぱい、気持ちイイ事してあげるね!」
 瑞穂は田辺の手を引っ張って、屋上の方へ駆けて行った。


 田辺は自分が禁断の果実の虜になろうとしているのを、うっすらと自覚した。
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